情熱的にはじめます
2007年07月20日
「目に見えない『人の心』を揺さぶり、目的に向かってブルトーザーのように進む強い組織を創ること」これが私がどうしてもやりたいことです。
みなさん、こんにちは。 長尾です。
今日からこのブログを書き始めます。
『情熱熱風ブログ』なんて超ベタな名前をつけてしまいましたが、理論派の多い当社社員のもう一方の側面を言い表せたかなと、自分では気に入ってます。
私はCMSで理念・ビジョンを活用した「組織基盤強化」を推進していますが、なぜこの分野のサービスをお客様に届けたいと思ったのかを少しお話ししたいと思います。
組織は100名を超えるとなかなか他部署の顔が見えなくなるようです。そもそも価値観の全く違う人間が集まっているのですから、同じ内容、同じ言葉、同じ思いで指示・命令を出してもその受け取り方はやはり違います。コミュニケーションはエラーを起こします。違う価値観の人間が、違う受け取り方(誤解)をし一つ場所にいると、これはもちろん勝手な動きをし始めますよね。それが正等だと行動し始めます。
経営者からするとたまったもんではありません。お金を払っているのに、期待した成果もあげず主張をする。あり得ないと考えます。ですから、規定しようとします。制度を作り、ルールを作り、権利を制限し、常識を定義しようとします。
つまり、制度・ルールのような「規定」で組織を動かそうとし始めるわけです。
制度・ルールはとても大事です。必要不可欠です。しかし、制度・ルール偏重で組織を運営しようとすると困ったことが起きます。社員の権利意識が強くなりさらに細かく規定する必要に迫られます。規定がないと判断できない。問題が解決できない。だから、規定を追加する。人の事を規定に頼る。
そうなると、いわゆる「官僚型組織」となり、情報交換はされず、権利意識は強まり、個人はできることしか出来ないのだから仕方が無いと信じ込んでしまいます。私も社員2万人の上場企業にいたので肌感でわかりますが、成長意欲は鈍るわけです。
話しが長くなりました。
だから、制度やルールでは判断できない、解決できないことを判断・解決するもう一つの仕組みが大事なのだと考えています。常日頃からそれを作って置くことが大事だと思います。
この仕組み設計の基礎が『理念とビジョン』なのです。スピード感のある、成長意欲の高い、問題解決能力のある組織を創るためにはこの『理念・ビジョン』はかかせません。マネジメントとリーダーシップは常に一対なのです。
制度・ルール・マニュアルがマネジメントとするならば、リーダーシップの源泉は理念(会社の価値観)であり、その考え方のもとに達成しようとするビジョンです。
そんな考えの下に、私は「理念とは・・・ビジョンとは・・・」という問いに対する回答を探すことにはまっていきました。現在、体系化が出来てきたなと考えています。
長々とお話ししてしまいました。
お客様には『思い』と『スキル』の両方を活用し、強い組織を創って頂きたいと思っています。
そのお手伝いをするのが私のミッションでもあります。
いやはや、やはり『情熱熱風』ぽく、最初からしつこいお話しとなりました。いけませんね?。
おなかいっぱい・・・もういいよ とおっしゃらずこれからもこのブログ、
よろしくお願い致します!!
長尾 一哉